LINE DEVELOPER DAY 2016に参加してきました

お前、前回の記事は2015に参加してきたじゃねーかという皆様こんばんは。

LINE DEVELOPER DAY 2016に参加するためにヒカリエに行ってきました。 色々なお話を聞いてきたので所感を報告しようと思います。

LINE Bot

公開されたといっても、全然使えなかったLINE Botが今日からわりと使いやすくなりそう。

  • Groupに追加可能
  • 複数のメッセージタイプが送れる(Confirmとか送れる)

などなど Replyの仕組みもidが付いて単純になったみたい。
Pushでbotからメッセージを送ることもできるがこちらは有料らしい。

LINE Notify

IFTTTや、Github、Mackerelから通知など送ることができるように。 Twitter監視なんかに使うと便利かもしれない。

(普段の開発業務はさすがにまだSlackやPagerdutyのほうが便利そうだし、LINEに送るメリットはすぐ思いつかなかった。

LINE Live

個人的にLINE Liveの話が面白かった。

RTMPで上げて、HLS形式に変換。視聴者にはPushで配信開始を通知して、CDNのcache経由で動画配信を行う。

HLSはCDN有効に使えるんだけど、一つ欠点がある。 携帯回線なので一時切断が多くて、HLSのファイルの更新が行えなくなった場合、新しいファイルは404なのでCDNにcacheされず全ユーザのアクセスがサーバに来てしまう。(404も短時間cacheすればいいんじゃねとかは思った

LINEでは、SUSPEND Eventを送って、ユーザのアクセスをBurst API Serverに対してPollingさせるようにしているらしい。 Burst API Serverに対しては、軽量のAPIで負荷を抑え、戻ってきたらRESTART Eventを送る。

ちなみに終了した番組のチャットのメッセージもHLSと同じような仕組みで、jsonに時系列に保存して参照できるようにしているとのこと。 シンプルに負荷対策できていて良いなという印象だった。